男性でもアロマテラピー検定を取得して仕事に活かせますか?

男性でもアロマテラピー検定を取得して仕事に活かせますか?
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アロマテラピーインストラクター養成講座

アロマセラピスト 恵美

アロマテラピースクール My Earth
 2004年 春、初めて“精油”と出会ってから、香りの魅力に引き込まれアロマテラピーの学びが始まりました。2005年 秋に夫の経営する癒し雑貨の専門店「My Earth」(現 株式会社ヒーリングアース)に入社。アロマセラピストとしてアロマエステサロンの運営と、アロマテラピースクールの講師を行っています。 お問い合せはこちら

こんにちは。 

My Earth  アロマテラピースクール アロマセラピスト 井上恵美 です。

最近、スクールのお問合せで、「男性でもアロマテラピー検定を取得する人はいますか?」という、質問を頂きました。

その回答としては、もちろん!男性でもアロマ検定を取得される方はいらっしゃいます。それに、当スクールのアロマ検定対応講座で、シッカリと学ばれる男性もおられます。

今回は、そんな男性がアロマテラピーを行うことについて、その割合や利点などを少しお話ししたいと思います。

その上で、男性がアロマテラピーを仕事で活かすことが出来るのか?その点についても、参考になるように書いていきましょう。

 

アロマテラピースクール マイアースの紹介

アロマテラピー検定の男性の割合

アロマテラピー検定の男性の割合

きっと、みなさん最初に気になるのは、アロマテラピー検定を受ける男性の割合だと思います。

まずは、私のスクール講師として経験と、公社)日本アロマ環境協会のデータをもとにお話ししましょう。

 

アロマスクールとしての実績

私は、AEAJのアロマスクール講師として、アロマテラピー検定対応講座を定期的に開催していますが、そんな中に時折り男性の受講生がいらっしいます。

これまでの経験から、その割合をいうなら、受講生全体の5%前後が、男性になるのではないでしょうか。

年齢は10代から20代の、比較的若い方が多いようで、時には大学生がアロアテラピーに興味をもち、講座に参加して下さったことも在りました。

男性の方は、みなさんとても勉強熱心で、本当に興味や探求心で受講される方が多く、資格取得だけを目的にされる方は、かえって少ないようです。

 

恵美

私のスクールでは、福島県の会津若松市で、アロマテラピーの専門店も営業していますが、男性が精油を買いに来られることも結構ありますよ。

男性は、やはりお香(インセンス)を使われることが多いのですが、中にはアロマの精油を楽しまれる方もいるようです。

 

AEAJ公式の会員構成の男女データ

公社)日本アロマ環境協会では、定期的に登録会員の地域別データや、性別などのデータを公開しています。

男女の構成比に関する最新のデータは、以下の通りです。

<個人正会員数:51,083名(2021年3月31日現在)>

  • 女性:48,696名(95.3%)
  • 男性:2,387名(4.7%)

※データ引用:AEAJ入会案内>個人正会員データ

これはあくまで、協会に登録している個人正会員の構成比ですが、ここから言えるのも、アロマテラピー検定を取得する男性の割合は、ほぼ5%程度だということです。

 

アロマ検定を独学用セットの比率は?

ちなみに私のスクールでは、アロマテラピー検定を、独学で受験される方をサポートするための、「アロマテラピー検定セット」を販売しています。

こちらは、Yahooショッピング内で販売をしていますから、これまでにも多くの方にご利用いただき、高評価を頂いています。

この検定セットを、購入される方の男女比率は、およそ4%程度が男性の購入で、アロマテラピー検定対策講座に参加される比率と、さほど変わらない感じです。

その点からも、男性でアロマ検定の勉強をされる方は、やはり受験生全体の5%ぐらいだといえるでしょう。

 

クリックして講師プロフィールへ アロマスクール マイアース スタッフ紹介

どんな男性がアロマ検定を受けるのか?

では、どんな男性がアロマテラピー検定を受験して、資格の取得をされるのでしょうか?

これまでに実際にあった、いくつかのケースを紹介します。

 

学生は興味や探求心

まず、先ほども少しお話しした、大学生でアロマテラピー検定の勉強をされた方は、そもそもアロマの香りに、とても興味をお持ちの方でした。

将来的に香りに関わる仕事に就職したいと考えて、その知識を得るために、アロアテラピー検定の勉強をされていました。

確かに、男性がアロマテラピーを仕事にするとなると、化粧品や生活用品を作っているメーカーへの就職が考えられますが、それなら履歴書でもアロマの資格が役立ちそうです。

男性で、アロマの資格を持っている方は少ないので、なおさら高印象を得られそうですよね。

 

恵美

女性でも、アロマテラピー検定を取得していれば、評価はされるでしょうが、男性だというだけで意外性があり、印象に残りますよね。

 

介護施設で働いている男性

これは男性に限らず、女性も同じですが、介護の職場で仕事をされている男性も、アロマを勉強されることが在ります。

介護をされている方は、施設の入所者さんに、アロマテラピーを使ったサービスを提供したいと言われたり、認知症予防のアロマテラピーを取り入れたいとお考えでした。

入所者さんが認知症になると、介護スタッフの方の負担は非常に大きくなります。

そんなスタッフの負担を、軽減する意味も含めて、アロマテラピーを施設に取り入れられるように、アロマ検定の勉強をされていました。

 

恵美

アロマテラピーアドバイザー資格まで取得すれば、なおさら協会認定のアロマテラピーアドバイザーとして、職場でも役立てられますよね。

 

ボディワークをされている男性

整体やカイロプラクティックなどの、ボディワークをされている男性の中にも、アロマテラピー検定の勉強をされる方が居ます。

これらの方には、2つのタイプがいらっしゃるようで、ほとんどの方は、運営されているサロンにアロマテラピーを取り入れて、環境を整えるために勉強される方です。

そして稀に、香りの可能性について学ぶために、アロマテラピーの勉強をされる方が居ます。

ある意味、専門家としての知識を広げ、仕事の可能性を広げるために、学ばれているようです。

 

クリックするとオンライン講座一覧へ オンラインのアロマテラピー講座も開催

男性がアロマ検定を受ける利点と欠点

男性がアロマ検定を受ける利点と欠点

では、アロマスクールの講師として、男性がアロマテラピー検定を受ける、利点と欠点について、少しだけお話しします。

 

男性がアロマ検定を受ける利点

まずは利点からですが、先ほども少し申し上げたように、男性でアロマテラピーの資格をお持ちの方は、本当に稀です。

ですから、香りに関わる仕事をされたいのであれば、アロマテラピー検定を取得していることは、とても好評価を得やすいですし、強く印象に残るでしょう。

また、男性が日常でさりげなくアロマの精油を使っていれば、それだけで女性からは好評価が得られます。

女性は生活臭に敏感ですから、男性が香りについて学び、身だしなみとして利用していれば、その点では他の男性から一歩リード出来ますね。

 

男性がアロマ検定を受ける欠点

では欠点ですが、これはやはりスクールで学ぶ時には、圧倒的に女性の生徒さんが多いので、少し参加しにくいと言うことはあるでしょう。

以前は、アロマテラピー検定も、全国の主要都市の試験会場でテストをおこなっていたので、その際にも女性ばかりで、男性は試験に参加しにくいということがありました。

ですが、検定試験は2020年よりオンラインで開催されていますので、今ではご自宅で気兼ねなく受けることが可能です。

あと、アロマテラピー検定の資格を活かすと言う点でも、女性よりもハードルは高いでしょう。

 

恵美

アロマ検定の勉強をしたくても、女性ばかりのスクールへの参加は、やはり少し気が引けるかもしれません。

ですが、こちらのアロマテラピー検定対策講座【動画講座+オンライン】なら、男性でもアロマスクールに参加しているかのように学べるので、シッカリと勉強ができますよ。

 

男性がアロマセラピストを仕事に出来るか?

男性がアロマセラピストを仕事に出来るか?

最後に、男性がアロマテラピーのセラピストとして、仕事ができるかという点について、少しだけお話ししておきましょう。

 

資格取得の難しさについて

アロマセラピストの資格は、もちろん男性でも試験を受けて合格すれば、取得することが可能です。ですが、試験を受ける上では、男性ならではの難しいさがあります。

アロマセラピストの試験では、実技試験やカルテ審査があるために、それらの試験を受ける時には、ご自分でモデルさんを用意する必要があります。

そこで問題なのは、モデルさんを探すことです。ご家族が協力的であれば、さほど問題はありませんが、ご家族以外で女性のモデルさんを探すのは、やはり難しいと思います。

もちろん、モデルさんが男性でも大丈夫ですが、男性のモデルさんを探すことも、なかなか難しいのではないでしょうか。

 

仕事で資格を活かす難しさについて

先ほど紹介した、香りの仕事につきたいと言う学生さんや、自分でサロンを運営している整体師さんなどなら、男性でも仕事にアロマテラピーを活かすことは可能でしょう。

ですが、1から男性がセラピストとして、サロンを運営するとなると、やはり女性が開業するよりも難しいと言わざるをえません。

近年になって、男性でもアロマトリートメントを受けたいというニーズは増えていますが、まだまだ女性に比べるとその数は少ないです。

ですから、アロマテラピーの資格を仕事で活かそうと考えると、セラピストよりもアロマテラピーインストラクター資格の方が、活かしやすいでしょう。

 

恵美

こちらの「アロマテラピー検定1級で得たアドバイザー資格を仕事で活かす使い道」では、アロマテラピー検定で得た資格の活かし方について、詳しく紹介していますよ。

 

近年は男性でもアロマテラピー

男性がアロマテラピー検定で資格をとることは、さほど難しいことではありません。ですが、その資格をセラピストとして活かそうとすると、まだ難しさがあるのも事実です。

しかし先ほども述べたように、男性がアロマテラピーを学び利用することは、女性の視点からすると好印象で、プラス要素しかありません。

それに近年では、男性でも脱毛サロンに通われるように、身だしなみや身体の手入れに意識が向きだしています。

その意味では、アロマテラピーの世界でも、男性が活躍する時代は、まだこれからだと言えるでしょう。

女性の目から見れば、男性がアロマを学ぶことは、決して恥ずかしいことでもありませんから、ぜひ積極的にアロマの世界を探求してみてください。

 

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