アロマセラピスト 恵美
最新記事 by アロマセラピスト 恵美 (全て見る)
- アロマテラピー検定を独学で勉強するメリットとデメリット - 2023.12.24
- カンニングができるの?アロマテラピー検定試験の攻略法 - 2023.09.25
- アロマスクールのオンライン講座って実際のところどうなの? - 2023.08.25
こんにちは。
My Earth アロマテラピースクール アロマセラピスト 井上恵美 です。
今回は、アロマテラピー検定に独学でチャレンジしようと思われている方に、受験する上で見落としがちな注意点や、メリットとデメリットをご紹介します。
特に、このページをご覧になっている方は、まだアロマテラピー検定について、あまりご存知ないかと思いますので、その詳しい内容も合わせてご紹介していきます。
ちなみに、独学でのアロマ検定受験は、こんな方に適しているといえますよ。
■アロマテラピー検定の独学受験に適している方
- 子育て中で、まとまった時間が取れない方。
- 日中はお仕事で、勉強に時間を掛けられない方。
- 休みが不定期でスクールに通えない方。
- できるだけ予算を抑えて資格を取りたい方
- 自分のペースで勉強したい方。
そんな、独学でアロマテラピー検定の合格を目指す方に、これだけは知っておいて欲しいという内容をまとめました。
<目 次>
アロマテラピー検定とは
まずはアロマテラピー検定試験とはどのようなものか、短めに要点をまとめてお話しします。
すでにアロマ検定の内容は大丈夫と言う方は、こちらの「独学でアロマテラピー検定を受験するメリット」をクリックして、そこからご覧くださいね。
アロマテラピー検定とは
アロマテラピー検定は、「公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)」が開催する、アロマテラピーを安全に実践できる能力を認定する資格です。
検定は具体的には、「1級」と「2級」の2段階に分かれており、1級が上位資格となります。
どちらも2019年までは、年に2回5月と11月に、全国の主要都市で開催されていましたが、2020年からはインターネットでのオンライン試験のみとなっています。
アロマテラピー検定は、誰でも受けることができる資格試験で、1級、2級のどちらからでも受験が可能です。
アロマテラピー検定は1999年からスタートした検定試験で、2023年12月末現在、累計受験者数が548,223名の実績のある検定試験です。
検定試験の実施都市とオンライン化
2019年11月までは、下記の全国34都市で開催されていました。
札幌・釧路・青森・仙台・郡山・つくば・宇都宮・前橋・さいたま・千葉・東京・横浜・新潟・金沢・甲府・松本・岐阜・静岡・名古屋・四日市・京都・大阪・神戸・奈良・松江・岡山・広島・高松・松山・福岡・長崎・熊本・鹿児島・沖縄
試験会場は各都市の中心部でしたが、詳細については、お申し込み後に送られる「受験票」で案内されていたのです。
ですが、2020年からはインターネットによる、オンライン試験のみになっており、全国での現地開催は中断されています。
詳しくは、こちらの「2020年アロマテラピー検定試験の変更点(会場、香りテスト、合格発表)」に記載しているので、気になる方はご確認ください。
ちなみに、アロマテラピー検定の申し込み受け付けは、5月の受験は3月上旬まで、11月受験は9月上旬までです。
インターネット試験になって、申し込み締め切りが早まっていますので、ご注くださいね。
アロマ検定は難しいの?正答数や合格率は?
1級、2級ともに、合格基準は正答率80%で、合格率はおよそ90%となっています。
1級は問題数が70問で、正答56問で合格です。2級は問題数が55問で、正答44問で合格となります。どちらも受験形式は選択解答式で、以前はマークシート形式でした。
近年はインターネット試験となっていますので、ご自宅のパソコンやスマホで答えを選択する形式です。記述式の問題はありません。
試験の難易度や、合格できるか心配な方は、こちらの「アロマテラピー検定1級の難易度と合格率が90%の理由について解説」をご覧になって下さい。
基本的には、しっかりと勉強さえすれば、独学でもほぼ合格できるレベルの検定試験ですよ。いつも直前になって慌てて勉強する方は要注意です。
アロマテラピー検定1級の内容
上位資格の1級は、『精油を目的によって使い分け、効果的に生活に取り入れるための知識』が問われます。
アロマテラピーの日常での楽しみ方や、精油の働く仕組み、法律問題や活動分野など、アロマテラピーをご家庭や職場など、実生活で活用していく為の知識と技術を学びます。
■1級の学習内容
- 第1章:アロマテラピーの基本
- 第2章:きちんと知りたい、精油のこと
- 第3章:アロマテラピーの安全性
- 第4章:アロマテラピーを実践する
- 第5章:アロマテラピーのメカニズム
- 第6章:アロマテラピーとビューティー&ヘルスケア
- 第7章:アロマテラピーの歴史をひもとく
- 第8章:アロマテラピーに関する法律
- 精油のプロフィール(1級:30種類、2級:11種類)
■1級の検定試験の香りテスト 17種類
イランイラン/クラリセージ/グレープフルーツ/ジュニパーベリー/スイートオレンジ/スイートマージョラム/ゼラニウム/ティートリー/フランキンセンス/ペパーミント/ベルガモット/ユーカリ/ラベンダー/レモン/レモングラス/ローズマリー/ローマンカモミール
1級の学習内容については、「AEAJアロマテラピー検定1級の試験範囲とおすすめの勉強法」の記事で、詳しくご紹介していますよ。
アロマテラピー検定2級の内容
下位資格の2級は、1級の学習内容の1章から4章までが対象となり、『アロマテラピーを正しく生活に取り入れるための知識』が問われます。
アロマテラピーの入門編ともいえる、基本的な精油(エッセンシャルオイル)の扱い方を学び、ご家庭でのセルフケアとして利用できる知識を身に付けます。
■2級の学習内容
- 第1章:アロマテラピーの基本
- 第2章:きちんと知りたい、精油のこと
- 第3章:アロマテラピーの安全性
- 第4章:アロマテラピーを実践する
■2級の検定試験の香りテスト 9種類
スイートオレンジ/ゼラニウム/ティートリー/フランキンセンス/ペパーミント/ユーカリ/ラベンダー/レモン/ローズマリー
2級の詳しい学習内容は、こちらの「アロマテラピー検定2級を独学で受験する勉強方法!合格率や試験範囲など詳しく解説」の中で、詳しくご紹介しています。
以前は、試験会場での開催だったので、みんなドキドキしながら、当日に会場に向かっていました。
現在ではインターネット試験になっているので、逆に自宅で問題なく試験が受けれるのか、そんな心配の方が大きいようです。
独学ではアロマテラピー検定の1級、2級どちらを受験すべきか?
(公社)日本アロマ環境協会主催のアロマテラピー検定は、1級、2級のどちらからでも受験することが出来ます。
1級、2級を、同日に受験することもできますが、ここでは、目的を明確にして、自分に合った受験方法を選択できるように、要点だけをお話しします。
一般的なアロマテラピースクールでは
多くのアロマテラピースクールでは、「アロマテラピー検定対策講座」を開催していますが、スクールでは1級のみの受験を勧められることが多いでしょう。
それは各スクールが開催している、アロマテラピー検定対策講座が、1、2級の範囲全てを学習するためです。(1級には2級の範囲も含まれます)
そしてアロマテラピー検定1級に合格後は、「アロマテラピーアドバイザー認定講習会」を受講することで、アロマテラピーアドバイザー資格が取得出来ます。
アドバイザーになるには、1級に合格することが条件ですので、特に2級を取得する必要はありません。
ですから、あえて2級を受験される方は、1級合格が心配なために、念のため2級も受験して置こうという方ぐらいです。
アロマテラピー検定試験は毎回、午前中が2級の試験、午後が1級の試験と別れているので、併願での受験が可能です。
受験料は倍になりますが、心配なら両方受けておくのもいいですよ。2級を受けた後なら、1級はリラックスして試験に臨めるでしょう。
独学でアロマテラピーの資格取得を目指される方
独学で勉強される方は、自分のペースに合わせて受験する級を決めることができます。
そのため、選択肢は以下のようになります。
- 1級のみ受験(短期集中タイプ)
- 1、2級同時受験(1級に受かるかちょっと心配なら)
- 2級取得後に次回1級受験(じっくり勉強タイプ)
最初から1級だけを受けた方が、費用が抑えられるのでおすすめではありますが、とくに急いで資格が欲しいわけでないのなら、順番に2級からというのも良いでしょう。
まずは、少し早めにアロマ検定の受験に必要な教材を揃え、テキストや問題集の中身を見てから決めるのも良いですよ。
独学で受験される方の中には、1級・2級どちらも受験される方がとても多いです。
1級だけ、2級だけ、それともどちらも受験するか。検定試験を受ける目的を考えながら、自分に合った進め方を決めて行きましょう。
アロマ検定1級、2級の勉強期間は何ヶ月ぐらいか?
独学でもスクールでも、アロマテラピー検定1級の勉強期間は、おおよそ1ヶ月〜3ヶ月程度と見ていただければ良いでしょう。
また、2級だけを受験する場合は、勉強の量も半分以下となりますので、期間は1ヶ月〜2ヶ月もあれば充分です。
例えば、短期集中の1ヶ月で1級合格を目指す方は、毎日のようにテキストを開いて問題集に取り組むなど、かなり集中して勉強に励む必要があります。
3ヶ月ぐらいで取り組まれる方は、仕事がお休みの日にテキストで勉強をして、最後の1ヶ月は問題集に繰り返し取り組むという感じです。
アロマテラピー検定の独学に必要な教材
1、2級のどちらの合格を目指すかが決まれば、あとは教材を準備して勉強スタートです。
特に独学では、スクールのように講師に質問できる機会がないため、教材の準備はとても重要です。
必ず準備すべき公式テキスト
ここではスクールで学ぶか、独学で勉強するかに関わらず、アロマテラピー検定を受験するのであれば、必ず準備すべき教材をご案内します。
まず、アロマテラピー検定試験の問題は、AEAJの公式テキストの内容から出題されます。
公式テキストは、1級・2級共通になっているので、一冊買えばどちらも勉強できるので大丈夫です。
こちらのテキストは、アロマの知識が学べるだけはなく、読み物としても楽しめるものですから、早めに準備するとやる気も出るでしょう。
■1・2級公式テキスト
・日本アロマ環境協会 1級・2級公式テキスト
アロマ検定精油セットと香りの覚え方
アロマテラピー検定では、精油の香りを嗅ぎ当てる「香りテスト」もあるので、学習する際には対象となる精油も準備しておきましょう。
基本的に独学でもスクールでも、下記のアロマ検定専用の精油セットを用意して、勉強する方がほとんどです。
精油の覚え方については、香りを楽しみながらテキストを読んだり、実際に精油を使って、アロマクラフトを実践するのがおすすめです。
さらに詳しくは、こちらの「アロマテラピー検定の香りテスト攻略のための精油の覚え方」で解説していますよ。
・1級対応精油セット 10種類
・2級対応精油セット 10種類
1級試験の出題範囲には2級の内容も含まれますので、1級を受ける場合には2級対応精油セットも必要です。
事前に「出題範囲」をチェックして、何が必要か確認しておきましょう。
独学で合格を目指すならとても重要な問題集
独学でアロマテラピーの勉強を勧める際に、とても重要になってくるのが公式問題集です。
テキストには、満遍なくアロマテラピーについて書かれていますが、実際にどのような問題が検定試験で出題されるかは解りません。
その点、公式の問題集では、アロマテラピー検定で出題される問題を、模擬テストのように集中的に勉強していくことが可能です。
当スクール内でも、生徒さんにこちらの問題集をお勧めしています。独学で勉強されている方には、なおさら重要ですので必ず準備しましょう。
公式テキストと問題集の使い方は、こちらの「アロマテラピー検定の公式テキストと問題集のおすすめ利用法」でも、詳しく紹介しています。
合格を目指すためには問題集がとっっても大事です!しっかり活用して勉強に役立ててくださいね。
独学でアロマテラピー検定を受験するメリット
ここからは具体的に、独学でアロマテラピー検定を受験することによる、メリットとデメリットを挙げてきたいと思います。
基本的には自宅での独学と、スクールなどで受講する、アロマテラピー検定対策講座との違いとなります。
それではまずは、メリットから見ていきましょう。
自分のペースで勉強できる
休みが不定期の方や、仕事や家事、子育てで忙しくて、決まった時間を確保できない方は、スクールで講座を受ける時間を作るのが難しいですよね。
1日だけの講座なら何とか受けれても、数回続く場合だと、参加できない日も出てくるでしょう。そんな場合でも、独学なら無理にスケジュールを調整する必要もありません。
休日にまとめて勉強したり、毎日通勤時間やちょっと空いた時間を使って、自分のペースで勉強を進めていけます。
また、いつ何級の試験を受けるかも自分次第ですので、気軽に挑戦することができますよ。
独学で受験する方の中には、早めに教材を用意し、数ヶ月掛けてのんびりと合格を目指す方も多いです。
そんな風にゆっくり勉強できれば、気持ちに余裕を持って、アロマを楽しみながら覚えていけますよ。
スクールに通う手間がない
スクールに通うとなると、講座の時間だけでなく、移動の時間も必要になってきます。
そうなると尚更、時間に余裕がないとスクールに通うのが難しくなってしまいますよね。
最近はオンラインで講座を行うスクールも多いですが、オンラインでも日程が決まっているので、やはりその時間を確保できるかどうかが問題になってきます。
独学なら、そうしたスクールに通う手間などもありませんので、時間がなかなか取れない人には大きなメリットですね。
予算が抑えられる
独学の最大のメリットは、試験に掛かる予算を抑えられることです。
アロマテラピー検定資格を取るには、教材費と受験料が必要ですが、最低限必要な教材だけであれば、1万円ほどで揃います。
もしスクールの講座を受ける場合には、4〜5万円ほど必要になりますので、独学と比べると負担が大きいと感じるかもしれません。
ですので、費用をできるだけ抑えたいのであれば、独学の方が良いでしょう。
講師との相性も気にしなくて良い
スクールであれば、講師から教わることになりますので、お互いの相性の問題もあります。
アロマテラピー検定講座は、回数は少なめの講座ですが、それでも、もし講師との相性が悪かったりすると、あまり良い気分で勉強できませんよね。
独学であれば、そうした問題もありませんので、何も気にせず勉強を進めていけるでしょう。
人と関わるのが苦手に感じる人や、慣れない環境に不安がある方などにとっても、独学で受験できることは、メリットの一つです。
独学で受験するデメリット(スクールに参加するメリット)
次に独学で受験することのデメリットを紹介しますが、これはスクールに参加することでのメリットとも言える内容です。
勉強が思うように進まない
独学のメリットとして、自分のペースで勉強できるという点がありますが、それが逆にデメリットになってしまうことも。
「今日は時間がない」というのが次の日も、また次も。。。と繰り返されてしまって、結局ぜんぜん勉強していない、という方は案外いらっしゃいます。
スクールであれば講座の日が決まっていますので、間違いなくその日に勉強できますし、他の生徒さんたちの頑張っている姿をみれば、自然とやる気も出るでしょう。
ですが、独学では自分だけで勉強していくので、きちんと進めていけるかどうかが、独学かスクールか決める一つのポイントになります。
分からないことがあっても聞けない
勉強を進めていくと、ちょっとした疑問が出てきたり、分からないことがあったりします。
スクールであれば、その都度講師に聞けますが、独学では聞ける相手がいない場合がほとんどなので、疑問が解消できないままになってしまうことも。
また、スクールであれば、試験に出やすいポイントや、アロマの実践的な知識も教えてくれます。
そうした内容というのが、あとあと役立ってきたりしますので、聞ける相手が身近にいるかどうか、というのは、勉強する上でのメリットとデメリットになるでしょう。
途中で諦めてしまう人も
独学で受験する人の中には、勉強が思うように進まなかったり、分からないことがあって躓いてしまい、そのまま諦めてしまう人もいます。それも1つのデメリットです。
もちろん、試験を受けるかどうかは個人の自由ですが、アロマが好きで勉強を始めたのに、途中で辞めてしまうのは少しもったいないですよね。
アロマテラピー検定資格は、持っていて損のない、ためになる内容がたくさんあります。
私はスクールの講師として、アロマの正しい知識を身につけて、自信を持ってアロマを活用して欲しいので、単に試験合格を目指すのではなく、そういった面もサポートしています。
一人で勉強するのが苦手な方なら、誰かと一緒に頑張ることで、モチベーションが上がり、自然とやる気が出るのが、スクールの最大のメリットとなりますね。
知識はあっても実践できない
これはスクールの講師として特に感じていることなのですが、独学で資格を取った方の中には、アロマを活かすことができていない方も多いです。
教科書だけで勉強してしまうと、実際にどう使えば良いのか分からず、結局アロマを使わなくなってしまいます。
中には、そもそも精油を使ったことが一度もない、という方も。。。せっかくアロマテラピーの勉強をしたのに、それでは勿体無いですよね。
独学であっても、実際に精油を使いながら、しっかりと扱えるように勉強を進めていくことが大切です。
スクールであれば、講座の中で精油を使ったり、手作りクラフトを行ったりして、実践方法を学んでいきます。
独学でも、アロマスプレー作りなど簡単なクラフトに挑戦して、精油を扱えるように練習していけば、そんなデメリットはなくせますよ。
独学での勉強が適している方
いかがでしたか?ここまでアロマテラピー検定を独学で勉強する際の、注意点やメリットとデメリットについて、詳しくお伝えしてきました。
それでは、これまでの講師としての経験から、どのような方が独学受験が適しているのか、その点についてお話ししましょう。
勉強をすることが好きな人
10代の頃の学生生活でも、自分でコツコツと勉強をしてきており、そもそも勉強することが好きな方は、独学でも十分アロマ検定の合格が可能です。
勉強が好きな方は、分からないことがあっても自分で調べたりしますし、自分なりの勉強法などもあると思います。
ですので、ご自分で楽しみながら、マイペースに勉強を進めていただければ、間違いなく合格ができるでしょう。
勉強が好きな方の中には、あえてスクールに参加して、しっかりと勉強する方もいますが、基本的には独学でも合格できるだけの実力を、最初から持っているのです。
勉強が苦手だった方でも、アロマを学ぶことが楽しいと感じられるなら、それだけでも十分勉強をするモチベーションになりますから大丈夫ですよ。
他の資格をすでにお持ちの方
特に多いのは、他の医療系の資格をすでにお持ちの方です。
例えば、看護師さんや整体師さん、介護や医療事務など、それらの資格をすでにお持ちの方は、そもそも目的意識が明確でモチベーションが高いので、独学で十分合格できます。
それに医療系の資格は、そもそもアロマテラピー検定よりも難易度が高いので、アロマ検定の勉強は逆に優しく感じることでしょう。
私のスクールでも多くの看護師さんが、アロマテラピー検定について勉強されていますが、医療に関わる専門分野では、私が教わることも多いです。
医療系に限らず、簿記や漢字検定など、身近な資格の勉強をされたことがある方なら、独学でも十分合格できますよ。
一般的な資格試験の中でも、アロマテラピー検定は比較的合格しやすい試験になっています。
詳しくはこちらの「アロマテラピー検定1級の難易度と合格率が90%の理由について解説」で、難易度や合格率について解説していますよ。
勉強時間を確保できる方
ここが1つの分かれ目です。アロマテラピー検定を受ける方は、8、9割が女性ですが、みなさん仕事に家事に育児にと、お忙しい方がとても多いです。
そんな日常生活の中でも、勉強時間を確保できる方なら、私は独学でもアロマテラピー検定の勉強を進められると思います。
これは、必ずしも纏まった時間を取る必要はなく、日頃の生活の中で隙間時間を確保できるだけで十分です。
アロマの勉強は、どちらかといえば分析や理解が必要なものではなく、覚えることが中心なので、細切れの時間でもコツコツ取り組まれれば大丈夫でしょう。
独学での勉強が適さない方
では続いて、こういった方は独学で勉強をする際に、注意が必要ですよという意味で、独学が適さない方についてお話しします。
アロマの勉強をしたくない方
これは少し以外かもしれませんが、まれに会社の都合や昇給のために、資格を取らなくてはならず、いやいやアロマの勉強をする方がいます。
その場合、最初からアロマの勉強をしたいと思っていないので、独学でアロマ検定の合格を目指すのは大変でしょう。
例えば、テキストを手にしても、とても憂鬱な気分になってしまうなど、いかにアロマ検定の合格率が高といえども、合格できるかは微妙です。
そのような場合は、いっそ独学よりもスクールなどでじっくりと学んだ方が、確実に合格できると思います。
スクールなら、実習を交えて楽しみながら勉強もできますし、カリキュラムも決められているので、自然と必要な知識を学べます。
例えばスクールでなくても、アロマテラピー検定の動画講座のように、すでにカリキュラムが決められていて、エスカレーター式に必要な知識を学んでいける講座なら、比較的勉強をする上での負担が少ないですよ。
精油を使った実習もあるので、適度な気分転換にもなりますからね。
移り気で迷いやすい方
これまでにも、色々なことを始めてみたけど、いつも途中で別なことが気になって、中途半端になっていた方には、独学での勉強はあまり向かないかもしれません。
アロマテラピー検定の勉強は、どちらかといえば知識を身について行くものなので、難しい勉強ではありません。
ですが、1級を受験するとなると、それなりに勉強する内容にボリュームがあるので、時間をかけて取り組んでいくことが必要です。
途中で挫折してしまったり、移り気になる可能性が高いなら、いっそ短期集中で勉強して合格することを考えましょう。
こちらなら覚えるべき要点をまとめた資料も付くので、移り気な方でも迷うことなく短期間で、必要な知識を身に付けられます。
試験直前には、毎日3問の練習問題がメールで送られてくるので、クイズに答える様に飽きることなく勉強できるでしょう。
隙間時間も取れな方
最後は、先ほども少しお話しした、勉強時間をなかなか確保できない方です。
例えば、毎日の通勤電車やバスで、往復1時間近くかけて移動するとか、1日の合間に一人で過ごせる時間があるなら、その時間を使って勉強することができます。
ですが、そもそも仕事や家事があまりにも忙しく、隙間時間さえも取ることがままならない様だと、勉強するのも難しいでしょう。
そんな時には、まずはどの時間を利用して勉強をするのか、それを決めてから勉強を始めるといいですね。
その上で、隙間時間を使って効率よく勉強を進められれば、独学でも十分アロマテラピー検定に合格することが出来ますよ。
実際には、そんな隙間時間で勉強して、アロマテラピー検定に合格する方が多いので、心配しなくても大丈夫ですよ。
中には、試験直前の1週間で集中的に勉強して、合格してしまう方もいます。
独学の受験生のデメリットを無くすために
ここまで色々とお話ししてきましたが、アロマスクールの講師として、簡単にだけアドバイスさせてください。
精油は使えるようになって欲しい
ここまでの内容でお解りのように、独学とスクールのそれぞれにメリットとデメリットがあります。
それを知った上で、どちらの勉強方法が自分に向いているのかを、ご自分で見定めてお決めになれば、それが一番良い選択だと思います。
ただ、先に申しあげた通り、精油を使えないアロマテラピーアドバイザーには、成っていただきたくありません。
それではアロマを学ぶことが、単なる資格取得になってしまいますし、アロマテラピーを、その後の生活で活かしていくことも出来ないでしょう。
大丈夫と思いますが、検定合格後にアロマの上位資格を目指す方は、この段階からしっかりと精油に触れておいてください。
テキストに載っているクラフトを実践して、アロマを使える様になるだけでも、アロマテラピーの専門家としての自信がついてきますからね。
独学のデメリットを埋めるために
ですので、こちらのスクールでは、独学での勉強を選択する方には、実習も出来る教材セットをお勧めしています。
さらには検定試験に向けて、直接サポートできるように、「直前1ヶ月メール対策講座(33日間)」と「必勝!アロマ検定直前講座(オンライン)」なども、ご参加いただけるようにしました。
せっかくアロマテラピーを学ばれるのですから、独学でもアロマオイルを使えるように成っていただきたいのです。ぜひ検定試験にも合格して、実生活にアロマ取り入れてください。
こちらの「アロマテラピー検定パーフェクトセット」では、さらにスクールならではの検定対策や、学習のポイントを取りまとめた、3つの資料もお付けしていますよ。
<セット内容>
- アロマテラピー検定1級・2級公式テキスト
- アロマテラピー検定公式問題集
- アロマテラピー検定1級対応精油セット
- アロマテラピー検定2級対応精油セット
- 実習用の資材各種
<独学受験用資料>
- 精油問題対策チェック項目
- 歴史問題対策チェック項目
- 必勝!アロマテラピー検定対策
アロマテラピー検定で出題される内容は、特に「精油問題」と「歴史問題」ですが、それぞれに必ず憶えておくべき暗記内容があります。
こちらでは、その項目を厳選して取りまとめた資料を2部お付けしていますから、効率よく学ぶことが出来ますよ。
検定合格のためのポイントをまとめた資料
その上で、テキストで出題される範囲を絞り込み、短期集中で合格を目指すための学習の要点を示した「必勝!アロマテラピー検定対策」をお付けしました。
必勝!アロマテラピー検定対策は、私がスクールの受講生さんにお伝えしている、検定対策のポイントをまとめたマル秘資料です。
ここは絶対出る!という項目と、ここは学習不要!という部分を明確に示しています。
詳しくは、こちらの「アロマテラピー検定1級ならこの教材キットで一発合格!」で紹介していますから、ご覧になってみてください。
↑クリックすると詳細が見れます。マル秘資料が付いてきますよ。
自分のスタイルに合わせて独学とスクールを選択をする
これまでメリットとデメリットを見てきた結果から、低予算でアロマテラピーの資格取得を考えるなら独学がお勧めです。
そして、講師の指導でアロマを実践しながら学びたいと考えるならスクール、という選択肢になります。
独学かスクールか決められない場合には、まずは独学で始めてみて、難しいと感じたらスクールを探すというのも良いでしょう。
実際、私のスクールの生徒さんには、そうして受講を選ばれた方もいらっしゃいます。ご自分の学習スタイルに合った方を選択して、検定試験に臨んでください。
ちなみに当アロマスクールでは、動画で学べる「アロマテラピー検定対策講座【動画講座+オンライン】」を開催しています。
自分で勉強できるか心配だという方、スクールに通いたいけど時間が合わないという方は、こちらの動画講座で学べば、迷うことなく検定試験の勉強をご自身のペースで進めることができますよ。
アロマ検定の独学合格者の体験談
では実際に、独学でアロマテラピー検定にチャレンジして、合格して方々の声を紹介します。
すでに合格をした方の体験談が、勉強をする上で参考になるでしょう。
【30代 東京都在住 S.A様】
この度、第44回のアロマテラピー検定受験のために、通信か独学か学習方法を迷っていたところ、こちらのセットに出会い購入しました。試験の2ヶ月前には購入していたにも関わらず、手を付けられずに気持ちだけ焦っていた1ヶ月前に、こちらの特典の「検定直前メール講座」が毎朝、3問ずつ届くようになったことをキッカケに、勉強をスタートしました。私の場合、このメールと公式の問題集を、何もわからないまま始めて、わからないものはテキストで探し、問題集に書き込んでいきました。あと、毎朝のメールはノートに書き込み、出先にも持ち歩いて見てました。毎日のメールが、試験前には、立派な問題集になっていました。My Earthさんから来るメールと、公式の問題集を何度も繰り返し解いていたら、公式テキスト1冊理解出来るようになっていたという感じです。お陰様で、これで1発合格することが出来ました。実は5年前に一度受けようと思い、本屋で買っていた問題集があったのですが、使いづらく全く使いませんでした。こちらだと独学ですが、メールで質問も出来ますし、落ち込んだ時も、励まして頂き乗り越えることが出来たので、迷っている方にオススメします。
【20代 静岡県在住 Y.U様】
私は1級だけを受験と決めていたので、不安でしたがおかげさまで合格できました。受験日近くになると毎朝問題が3問メールで来ることで、わからないと調べたり、やらなきゃ!という気分が途切れず励みになりました。フルセットでビーカーやガラス棒もついているので、テキストを見ながら、自分でスプレーやクリームも作ることができます。質問も、メールで聞くとができることができたのでよかったです。直前のオンライン講習も当日の流れが分かり大変助かりました。事前の準備を忘れていたので、そこでわかってよかったです。あと、付いてきた精油の表が覚えやすくとってもよかったです。 ありがとうございました。
【30代 埼玉県在住 K.H様】
1級に一発合格出来ました。テキストは、覚えるべき事が整然とまとめられてあり、わかりやすいです。また、試験一ヶ月前からのメール対策講座は、毎日たった3問ですが、毎日問題に触れることで、少しずつ知識がついてくることが実感出来ました。返信メールには、回答解説の他、励ましやアドバイスもいただいたりしました。ズームによる直前講座もあります。精油セットの他にもクラフト制作の器具や材料も含まれており、独学で試験を受ける方でしたら、こちらを購入し、アドバイス通りに勉強して行けば、確実に合格できる商品だと思います。
【20代 愛知県在住 K.S様】
おかげさまで無事に1級合格しました!!大変感謝しています!!33日間のアロマ検定試験メール対策講座やマル秘検定対策の資料などが私にとってすごく助かりました!!独学でどこを勉強したらいいかわからない、挫折の不安があり、おかげさまで一夜づけ勉強することがなく、毎日少しずつ勉強ができたことによって自信になり不安なく試験することができました。アロマ検定試験メール対策講座は先生の解説がとてもわかりやすいです★間違いや苦手のところも理解できて覚えることができました。また、試験本番に対する緊張やプレッシャーを感じていましたが、先生から返信を頂き、おかげさまでだいぶ楽になり、無事に本番で力を出せたと思います。それから実習用基材用具一式にも大変助かりました!!お店へ行って相談して買う時間が節約できました^_^ 楽しく手作りすることができました♪商品の梱包も大変綺麗で丁寧でした。アロマテラピー検定パーフェクトセットは大変おすすめです‼︎♪♪買って良かったと思います★今後のステップアップを考えた時も、こちらでお願いしたいと思います。
アロマテラピー検定1級合格後に取得可能な資格
アロマの資格取得の最初のステップは、アロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講し、アロマテラピーアドバイザー資格を取得することです。
資格取得はアドバイザー認定講習会から
アロマテラピーの上位資格は、アロマテラピーアドバイザーの資格を取得しているか、認定講習会を受講済みであることが、受験資格となります。
ですから、上位資格を目指すなら、最初に受けるのは「アドバイザー認定講習会」ということになります。
上位資格は、必ず協会が認定するアロマスクールで、規定時間の講習を受ける必要があり、アロマテラピー検定のように、独学で資格取得は出来ませんので、その点はご注意ください。
それぞれの資格については、下記に詳しい説明がありますので、こちらをご覧ください。
アドバイザー認定講習会に申し込む際には、こちらの「アロマテラピーアドバイザー認定講習会の選び方(オンライン講座)」が参考になりますよ。
アロマテラピーアドバイザー認定講習会
<こんな方におすすめです>
- アロマショップで販売に携わりたい
- 職場の環境改善や健康管理の一助にアロマテラピーを導入したい
- 一般の方に安全なアロマテラピーをアドバイスしたい
- 友人とアロマクラフト作りを楽しみたい
- さらに上位資格を取得したい
アロマハンドセラピスト養成講座
<こんな方におすすめです>
- 家族や周囲の人にアロマハンドトリートメントをしたい。
- ボランティアやイベントなどでアロマハンドトリートメントをしたい。
- 1日の講習でアロマの資格を取得したい。
ブレンドデザイナー養成講座
<こんな方におすすめです>
- 精油のブレンドなどの技術を身に付けたい。
- 教育の場や、トリートメント時にブレンドの知識を活かしたい。
- もっと精油のことを学びたい。
アロマテラピーインストラクター養成講座
<こんな方におすすめです>
- 自宅でアロマテラピー教室を開いてみたい。
- カルチャーセンターなどでアロマテラピーを教えたい。
- プロのアロマ講師として活動したい。
アロマセラピスト養成講座
<こんな方におすすめです>
- アロマセラピストとしてサロンで活躍したい。
- 病院や施設などで、アロマテラピートリートメントを行いたい。
- 一般の人に全身アロマテラピートリートメントを行いたい。
合格発表前でも、やってみたいな~って思ったら、ぜひご連絡くださいね。仮予約も受付いたします。思い立ったが吉日ですよ~!!
そして、独学でアロマテラピー検定の合格を目指す方も、ぜひ頑張って取り組んでくださいね。影ながら応援しています!(๑˃̵ᴗ˂̵)وガンバ!
アロマ資格をどのように活用するか?
せかっくなので、最後にアロマテラピー検定で取得した資格を、どのように活用すればいいのか、そんな資格の活かし方に関する記事を2つほど紹介しておきます。
就職での役立て方
こちらは、アロマ検定の合格を、どのように履歴書に書いて就職で役立てるかです。
仕事での活かし方
こちらは、アロマテラピーアドバイザー資格で、どんな仕事が出来るのか、様々な実例を紹介しています。
独学には独学のメリット、スクールにはスクールのメリットがそれぞれあります。どちらで勉強するにしても、まずはそれぞれの利点と欠点を、きちんと抑えておきましょう。