アロマセラピスト 恵美
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こんにちは。
My Earth アロマテラピースクール アロマセラピスト 井上恵美 です。
アロマテラピー検定を受けようと思って、どうのように勉強したら良いのかと思い、ネットで検索してみると「アロマテラピー検定 意味ない」という検索ワードが出てきて、本当はどうなのだろうかと、不安を感じたりしていませんか?
これから勉強をしようと思ったところで、そんなワードを見てしまうと、最初からやる気がなくなってしまいますよね。
そこで、アロマテラピー検定は本当に意味がないのか?これまで多くの生徒さんを見てきた実例をもとに、認定校の講師の私が率直な実態をお話ししましょう。
ちなみに結論から言ってしまうと、それは受験される方が、何を求めてアロマテラピー検定を受けるかのかによって異なります。
ポイントは、アロマテラピー検定を受ける時から、目的に沿った勉強や準備をしているかです。
アロマ検定は意味がないと失敗する事例
きっと、まず最初に聞きたいのは、「アロマテラピー検定を、意味がないと感じるのは、どのような人なのか?」ではないでしょうか。
そこで、アロマ検定で学んだことを、活かせずに終わってしまう人の実例から、いくつかお話ししましょう。
1、アロマテラピーを実践されない方
アロマテラピー検定の1級は、「学科テスト」と「香りテスト」の2つの形態で、70問が出題されますが、実質的には学科が68問で、香りテストが2問です。
すると、時折公式テキストと問題集だけを利用して学科テストの勉強をし、アロマの精油が必要な香りテストを、最初から捨てて受験する方がいます。
その結果、アロマテラピーの基本である、植物の精油に一切触れることなく、アロマテラピー検定を合格することになるのです。
それでは、いかに検定試験に合格したといっても、全くアロマテラピーを利用できません。合格したところで意味がないと感じるのも当然です。
2、アロマ検定を受ける目的がない方
これは意外と多いケースですが、アロマテラピー検定を受験するにあたり、そもそも漠然とした気持ちで、資格を得るためだけに受験する方がいます。
例えば、「日常生活でアロマテラピーを実践できるようになりたい。」とか、「将来的には上位資格を取得して、アロマの専門家として活動したい。」など。
アロマテラピーを活かす目的が明確にあるのなら、検定試験に合格することが、意味がないとは決して思ったりしません。
ですが、単に資格を取得するためだけでは、最初から目的自体が明確ではないのですから、何にも役立たないと感じるのも仕方ないでしょう。
これは、アロマテラピー検定に限らず言えることですが、資格取得が目的となると、結果的にその技術を習得することができず、何も身につかないまま終わってしまい易いです。
3、計画性なくアロマテラピーを仕事をしたい方
ここでのポイントは、「計画性なく」という点です。なぜなら、実際にはアロマテラピーを仕事にすることは可能だからです。
ですが、そもそも最初から安易な気持ちで、計画性なくアロマの仕事をしようとすると、ほとんどの人が途中で挫折してしまします。
計画性のない方は得てして、短期間でアロマテラピーの勉強を済ませようとするため、資格を取ってもほとんど実力が養われないのです。それでは勉強をしても意味がありません。
本来なら、アロマテラピー検定の勉強をする段階から、アロマクラフトなどを実践して、精油に関する知識や見識を深めていけば、しっかりと独立して仕事にすることも可能です。
将来的にアロマの資格を活かしていきたいなら、どのようにアロマテラピーの勉強をするのかは、とても重要ですよ。
逆に、もしあなたが「本気で」と思えるなら、実際にアロマを仕事にすることができるでしょう。
検定受験後に意味がないと成らないために
では、どうすればアロマテラピー検定で学んだことを活かして、それを役立てることができるのでしょうか?
ここでは、受験後に意味がなかったとは感じないように、いくつかのポイントをお話ししましょう。
1、アロマ検定を受ける意味を明確にする
最も重要なのは、最初からアロマテラピー検定を受ける意味を、明確にしておくことです。
これは先ほども申し上げたように、自宅でアロマテラピーを楽しむことでもいいですし、将来的にはアロマの仕事をしたいという、現実的な目標でも良いでしょう。
それさえ決めておけば、アロマテラピー検定の勉強をする上でも、アロマクラフトが必須とか、自分が目標とする講師から学ぶなど、将来を見据えた勉強の仕方が見えてきます。
やはり、資格を取得するのが目的になってしまうと、アロマを活かせない可能性が高いので、その点は十分注意しましょう。
2、勉強でアロマテラピーを実践する
続いては、アロマテラピー検定の勉強をする上で、アロマクラフトを実践して学んでおくことです。
テキストにも、自分でできる簡単なアロマクラフトは紹介されていますから、自分でできそうなものから取り組んでみましょう。
自分一人で出来るか自信がない方は、協会認定スクールの講座を受けるなどして、具体的な精油の取り扱い方を学ぶのも良いでしょう。
特に、アロマテラピーの講師を目指す方は、この段階から目標とする講師を見つけ、その方の講座でアロマクラフトも学べば、将来の講師業の勉強にもなります。
ここまで意識してアロマテラピー検定の勉強をすれば、あとで意味がないと思うことなどありません。
アロマテラピーインストラクターの資格を取得しても、最初は誰もが講師としては初心者です。
だからこそ、自分が受講生として学ぶ段階から、アロマテラピーの講師として真似したい方について学ぶといいですよ。
3、アロマ資格の活かし方を知っておく
アロマテラピー検定に合格したものの、全く意味がないと感じる方のほとんどは、アロマを仕事で活かしたくても、どう活かせば良いのか分からない方々です。
ですが、アロマテラピー検定に合格して、アロマテラピーアドバイザーの資格を取得すれば、こちらの「アドバイザー資格を仕事で活かす使い道」でも紹介したように、仕事でその知識を活かせます。
また、その後にアロマハンドセラピストの資格を取り、介護の現場やボランディア活動、イベントなどに出展して活躍している生徒さんもいます。
実際に、私の会社でもアロマイベントへ出展する際には、スクールの受講生さんにお声がけして、スタッフとして参加いただきながら、経験を積んでいただくのです。
ですから、意味ないなんて簡単に諦めないで、ぜひアロマの知識と技術を活かした仕事が、できるようになりましょう!
こちらは、福島県の南会津町で、年に1度開催される「アロマ祭り」に出展した様子です。
全国各地からお客様がお越しになり、そこでセラピストとしての実力を養ってもらっています。もちろんボランティアではなく、手数料をお支払いしてですよ。
アロマを仕事にする上での注意点
アロマテラピー検定を受ける方の中には、アロマテラピーで独立開業したいと、考えている方も多いです。ですが実際には、多くの方が途中で挫折してしまいます。
そこでここでは、なぜなかなか仕事として活かせないのか、事前にいくつかのポイントをお話ししておきましょう。
そもそもアロマを仕事にしようとしていたなら、それが叶わない時点で、勉強しても意味がなかったと感じてしまうのもわかります。
ですが、まだ諦めるのは早過ぎますよ!この内容をみて、これからでも一歩ずつ取り組んでいきましょう。
1、目指すアロマの資格を知っておく
多くの方が、アロマテラピー検定の合格後に、路頭に迷ってしまいがちです。
そもそも、漠然とアロマの資格取得を考えて、検定を受験している方が多いので、合格後にどの資格が自分に適しているか分からず、迷ってしまうのです。
もちろん、最初から将来的なビジョンを持って、アロマの勉強を始めれば、そのようなことはないでしょう。
ですがアロマに関心をもつみなさんは、ほぼ感覚派の人ばかりなので、漠然とした夢や望みで検定を受験していることが多いです。
ですから、まずはAEAJが認定している、アロマテラピー資格について調べて、自分の希望に沿う資格を見ておきましょう。
こちらの「アロマテラピー資格の種類と取り方をスクール講師が詳しく解説」では、検定合格後に取得できる、アロマテラピーの上位資格についても、詳しく紹介していますよ。
2、相談できる機会を得る
また、アロマテラピー検定後に、着実に次のステップに進める方の多くは、誰かしらアロマの先輩とも言える相談相手がいます。
検定合格後に相談ができる人がいると、やはり心強いし、迷わずに目標に向かって進めるものです。でも、アロマの資格を持っている人は、なかなか身近にいないと思います。
ですから、アロマテラピー検定の勉強をする際に、スクールの講師と接点が持てて、将来的な方向性の相談ができるように意識してみましょう。
例えば、スクールの検定講座に参加したり、アドバイザー認定講習会などで、講師に直接相談する機会があるといいですよね。
当スクールでは、そんな受講生の要望をもとに、検定直前にZoomによるオンラインセミナーを開き、そこで検定後の資格取得に関する相談についてもお答しています。
こちらの教材セットをご利用の方なら、無料で参加できますよ。
3、プロとして活動するノウハウを学ぶ
これはアロマテラピー検定に限らず、全ての資格試験について言えることですが、ほとんどのスクールは、資格取得のための勉強は教えてくれても、その資格の活かし方や、独立のためのノウハウは教えてくれません。
そのため、インストラクターやセラピスト資格を取得した人でさえも、その後の活動ができずに、アロマの仕事を諦めてしまう方がいます。それでは、意味がないと感じてしまう気持ちもわかります。
ですので、アロマ検定の勉強をするにせよ、上位の資格を取得するにせよ、そんな資格取得後のノウハウまで教えてくれる、講師やスクールを選択した方が良いでしょう。
頑張って検定試験に合格し、アロマの資格を取得したもの、全く活かせずに終わってしまったでは、あまりにも勿体無いです。
こちらのスクールでは、取得した資格を名刺や履歴書に書いて活用するためのノウハウなども、詳しく解説していますよ。
それぞれの資格取得者には、特別講義としてその後の活動方法などもお教えしています。
アロマを仕事にするのを諦めないで!
いかがでしたか?アロマテラピー検定を受けても、意味がないと感じてしまうのには、それ相応の理由があります。
ですが、それをあらかじめ知った上で、アロマを学ぶ目的を明確にし、将来的な目標を立てて受験すれば、決して意味がないなどということにはなりません。
それぞれの資格の可能性
例えば、アロマテラピー検定に合格して、アドバイザー資格を取得すれば、アロマを扱う店舗でのアドバイスはもちろん、会社で友達とワークショップを開くことも可能です。
さらには、アロマハンドセラピストの資格があれば、イベントに出展することも、ボランティアとて活動することも、介護施設などでハンドセラピーも実践できます。
インストラクターやセラピストであれば、実際に独立して、地元で講師として活動している受講生や、自宅サロンを開業している方もいます。
資格それぞれに、できることがありますので、決して自分がアロマを仕事にしたいという、望みや希望をあきらめないでください。
上位資格を取得して、それを活かす機会が得られれば、アロマテラピー検定に合格したことを、意味がないとは思わないでしょう。
実際に当スクールの多くの受講生さんが、アロマの資格を活かしています。
今後求められる分野
これからの少子高齢化の時代に、私たちの心のケアが求められる機会は、なおのこと増えていくことでしょう。
それはご家庭における利用はもちろんのこと、会社や学校、公共施設などでも、利用が増えていくことと思います。
実際に、病院ではロビーでアロマオイルを炊いて、院内感染の予防に役立てていたりしますし、老人保養施設でも、認知症予防のアロマテラピーに取り組まれているところがあります。
これからの時代では、香りで心と体を癒すアロマテラピーを、専門的に扱える方や、講師として指導できる方が、必然的に求められることでしょう。
自分らしくアロマに携わる
ですから、簡単にあきらめてしまうのではなく、そんな長い視点で、アロマテラピーに携わってみてください。
そうすればきっと、あなた自身が望んでいたような、アロマテラピーの提供の仕方を見つけ、より多くの人に関わっていくことができるでしょう。
私のスクールでも、そんな受講生さんの活躍を、心から応援しています。ぜひあなたも、アロマテラピーを社会に役立てる一員として、一緒に取り組んでいきましょう。
その気持ちさえあれば、決してアロマテラピー検定に意味がないと、思うことはありませんよ。
既に検定試験に合格されて、どうしたらいいのか迷っている方は、1日で取得できるアロマハンドセラピスト資格から、始めて見るといいですよ。
こちらの講座では、資格を取得した後で、どのように地域のイベントへ出店すればいいのか、その方法もレクチャーしていますからね。
中には、公式テキストや公式問題集も準備せずに、検定合格のノウハウ本1冊で、アロマ検定に合格する人もいます。
厳しいようですが、それでは合格したところで、最初から本末転倒と言ってよいでしょう。