アロマセラピスト 恵美

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いつもありがとうございます。
福島県会津若松市の、My Earth アロマテラピースクール アロマセラピスト 井上恵美 です。
アロマテラピー検定を受ける方には、仕事でアロマのスキルを活かしたいとか、アロマテラピー関連の仕事に就きたいという方がいます。
でもその一方で、履歴書にアロマテラピー検定やアドバイザー資格を記載することに関しては、みなさんなぜか消極的だったり控え気味です。
中には、「アロマテラピーの資格は、履歴書に書いても意味が無い。」と、そんな風に思われている方も。。。
今回の記事では、私がアロマセラピストとして、店舗やサロン、スクールを運営してきた立場から、履歴書にアロマテラピー検定1級やアドバイザー資格を書くべきか?という疑問にお答えしていきます。
もしあなたが、いずれはアロマテラピーに関わる仕事をしたいと思われるなら、ぜひ最後までご覧くださいね。
履歴書にアロマの資格を書くべきか?

まずは、アロマセラピストとして活動してきた私自身の考えを、単刀直入にお話ししましょう。
履歴書には必ず記載すること
もしあなたが、いずれアロマテラピーに関わる仕事に就きたいと考えているのなら、履歴書には必ずアロマテラピーの資格を記載すべきです。
それはアロマテラピーインストラクターや、アロマセラピストという協会認定の上位資格に限らず。
「アロマテラピー検定1級」とか、「アロマテラピーアドバイザー」などの資格についても記載してください。
少し自信が持てなかったり、戸惑ってしまう人も居るかもしれませんが、ここはあえてシッカリと記入しましょう。

履歴書に限らず名刺でも同じです
アロマテラピー検定1級の対策講座を開催していると、生徒さんの中には、アロマ関連の仕事に就きたいと考えている方が何人かいたりします。
また、アロマテラピーインストラクター養成講座やアロマセラピスト養成講座の受講生なら、実際に個人で開業することを考えている方も多いです。
それらの方にも、私のスクールでは、開業するためのいくつかの具体的なアドバイスをしたりしますが。
そんなアドバイスの中で、最初に伝えるとても重要なポイントが、履歴書や名刺にアロマテラピーの資格を記載することです。

こちらのアロマスクールには、自宅サロンや自宅スクールで、独立開業を目指される方も多く参加されます。
そんな方にもよくアドバイスをしますが、みなさん結構忘れがちですよ。
周知しなければチャンスは無い
これは就職するためなのか、独立して開業するためなのかに関わらず、あなたがアロマテラピーの仕事をしたいと思うなら、とても重要なことです。
といいますのも、基本的に履歴書や名刺にアロマの資格を持っていることを書かなければ、アロマの仕事をいただけるチャンスは無いからです。
あなたの周りにも、同僚や仕事で関わっている人がいると思いますが、それらの人が、どんな資格を持っているのか、あまり解りませんよね。
それと同じように、あなたがいかにアロマテラピーの資格を持っていたとしても、それを周りの人に周知しなければ、誰もそのことに気付けないのです。
それでは最初から、アロマの仕事をするチャンスを、みすみす捨てているようなものです。
履歴書に明記すべき職種や仕事

では、どんな職種に求職活動をするときに、履歴書にアロマテラピーの資格を書けばいいのでしょうか?
職種や仕事に関わらず記載すべき
多くの人が履歴書を書くときに、こう思うようです。
「全くアロマテラピーに関係ない業種なのに、それでもアロマの資格を履歴書に書いた方がいいのかな?」っと。
ですが、これも予め答えを申し上げるなら、どんな職種でも必ず書くべきだといえます。なぜなら、チャンスは思いもよらないところから来るからです。
もちろん、最初からアロマスクールに就職するとか、アロマ販売店、アロマのメーカーに就職するのなら、履歴書にアロマの資格を書くのは当然だと思うでしょう。
でもそれ以外でも、最近では色々な職場でアロマの資格が役立っていたりします。

実はアロマを学んでいる私たち以上に、周りの人はアロマテラピーによる癒しを求めています。それは仕事に限らず、プライベートでの利用についてもです。
そんな気持ちに応えられると、自分もアロマの専門家としての自信がついてきます。
アロマテラピーが利用されている医療系
例えば、診療所などの個人医院はどうでしょう。
感染予防のためにアロマのティートリーの精油を、待合室で焚いている病院も多いですよね。
薬局もそれは同じで、花粉症の季節になると、ユーカリの精油を焚いて、一緒に漢方薬などを勧めているところが在ったりします。
それとか、介護施設では芳香療法だけではなく、ハンドトリートメントなどにもアロマオイルが使われていますし、学校の医務室で利用しているところも多いでしょう。
そんな医療系へ出す履歴書には、アロマテラピーアドバイザー資格に限らず、アロマテラピー検定1級についてもアピールに成ります。
医療系以外で利用されている職場
さらには医療系以外でも、旅館やホテルなどの宿泊業はどうでしょう。ロビーでアロマオイルを焚いているホテルや旅館もとても多いです。
それに美容室でも、お客様に寛いでいただくために、アロマオイルを待合室で焚いているお店があり。
一般の会社でも、今では厚生労働省が、職場のメンタルヘルス対策を促進しており、その一環として職場環境の改善に取り組んでいます。
中には、社員の休憩室や受付などでアロマオイルを焚いている会社もあり、アロマの知識の必要性も高まっているといえるでしょう。
ですから、どのような業種に求職活動をするにせよ、履歴書にはアロマの資格をシッカリと明記して、積極的にアピールすべきです。

事務仕事で就職したとしても、自分のデスクにアロマストーンなどを置いて、ほのかにアロマの香りを広げてもいいですね。
スィートオレンジなどの精油なら、まず嫌いな人は居ませんし、元気も出るので周りにも好評ですよ。
アロマテラピーの知識が活きる仕事
今回は、履歴書にアロマの資格を書くべきか解説していますが、アロマテラピー検定1級や、アロマテラピーアドバイザー資格はを色々な場所で活かせます。
こちらの「アロマテラピー検定1級で得たアドバイザー資格を仕事で活かす使い道」では、そんな事例を詳しく解説しているので、一度目を通してください。
きっとこちらの内容を見れば、自分だけで資格の活かし方を考えると、どうしても視野が狭くなりがちだったことに気付かれるでしょう。
大切なことは、どこからチャンスが転がり込むか解らないので、その機会を活かせるようにすることです。
アロマの資格を履歴書に書く時のポイント

ではここからは、実際に履歴書に書くときに、どのような点に気を付ければ良いのか、そのポイントをいくつか紹介しましょう。
アドバイザー認定講習会を受けて資格を取得
アロマテラピー検定1級に合格したのなら、アロマテラピーアドバイザー認定講習会も受講して、協会認定のアドバイザーとなりましょう。
もちろん、検定1級だけでもアロマテラピーの資格として履歴書に記載できますが、「(公社)日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーアドバイザー」の方が、専門性が立ちます。
検定1級に合格していれば、認定講習会を1日受けるだけで資格が申請できますし、現在ではオンラインでも受講できます。
こちらの「アロマテラピーアドバイザー認定講習会のオンライン講座の選び方」では、受講する際のポイントも解説しているので、その点はシッカリとチェックしておきましょう。

アロマテラピーアドバイザー資格を得るためには、協会への入会金や申請手数料など、それなりに費用も掛かります。
でも、これからアロマテラピーの専門家として活動するための自己投資だと思って、その点は割り切りましょう。
資格の記載欄だけで終わらない
履歴書に自分が持っている資格を書くときには、誰もが迷わず「資格・免許」などの欄に、順に書いていくことでしょう。
すると、多くの方がそこに「アロマテラピー検定1級 合格」や「AEAJ認定 アロマテラピーアドバイザー」と書いて、終わりにしがちです。
でもそれだけでは、面接の試験官がサラリと目を通すだけで、相手に認知してもらうには少しアピール不足です。
ですから、そんな時には「趣味・特技」の欄にも、アロマクラフトについて書いて、面接のときに話題になるように工夫しましょう。

採用面接のときに、アロマの話題になれば、嬉しくて自然と緊張感も解れ、自分らしさ出せて好印象を与えやすいです。
そんな意味でも、アロマテラピーについて記載しておくといいですよ。
書くのに自信が持てないなら
また、いざ履歴書にアロマテラピーの資格を書くときに、自信が持てないなら、それは少し実力不足だと感じているのかもしれません。
例えば、アロマクラフトについて聞かれても、答えられるだろうか?とか、精油についての知識に自信が無いなど。
自信が持てないと感じるなら、更なる上位資格へチャレンジして、自分が胸を張ってアロマテラピーの専門家だと言えるようになりましょう。
アロマテラピーの勉強を積み重ねることで、履歴書にも自信を持って書けるぐらいになってください。
アロマの仕事に就くためのアドバイス

いかがでしたか?ここまで、なぜ履歴書にアロマテラピーの資格を記載した方が良いのか、その点について詳しく解説してきました。
では最後に、少しだけアロマテラピーに関わってきた先輩として、アドバイスをしておきましょう。
アロマハンドセラピスト資格はおすすめ
アロマハンドセラピスト資格は、アロマテラピー検定1級に合格し、アドバイザー資格を取得すれば、1日の講習で取得できる上位資格です。
このハンドセラピストは、実際にはとても使いやすい資格で、イベントなどが在れば、自分でハンドセラピーのブースも出展できるほどです。
特に人の身体に触れて、アロマテラピーが実践できる資格ですから、専門家としての自信も付きます。
こちらの「アロマハンドセラピスト資格とは?(取得方法、費用、公式テキスト)」でも紹介していますから、この資格も合わせて取得しておきましょう。
特に介護や美容の仕事がしたい方なら、なおさら履歴書に記載することでアピールポイントにもなります。

当社で開催した癒しイベント「癒しガーデンフェア」でも、ハンドセラピスト資格をお持ちの生徒さんが参加されました。
ハンドトリートメントはとても好評ですから、あなたも機会があればぜひチャレンジしてください。
アピールし続けた人ほどチャンスが来る
最後にお伝えすると、あなたはがアロマテラピーの仕事をしたいなら、就職するにしても独立開業するにしても、いかに自分をアピールできるかが重要です。
より多くの人に、自分が持っているアロマの専門家としての知識を伝え、それを知っていただくことで、ようやくチャンスが巡ってきます。
その意味では、履歴書や名刺にアロマの資格を書くことは、アロマテラピーの専門家としての、最初の重要な一歩といえるでしょう。
ですから、恥ずかしがらずに、気負いもせずに記載して、みんなに知ってもらいましょう。
その取り組みの継続が、結局のところ自分をアロマの専門家として、育ててくれることになりますからね。

私もそうやって、色々なチャンスをいただきながら、ここまで歩んできました。
アロマの専門家として活躍するためには、そんな積極性も大切だと、心に留めておいてください。
アロマテラピーの資格を取りたてなら、履歴書に記載することも少し躊躇してしまい易いですよね。
でも、その履歴書を手にする人事担当者は、ほとんどがアロマの素人ですから、心配しなくても大丈夫ですよ。