アロマセラピスト 恵美
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こんにちは。
福島県会津若松市の、My Earth アロマテラピースクール アロマセラピスト 井上恵美 です。
「アロマブレンドデザイナー養成講座」第3回目
今日は「アロマブレンドデザイナー養成講座」第3回目でした。
午前中は 香りのパレットシート作成の最後のまとめを行い、午後からはいよいよブレンド実習に入りました。
ブレンド実習の初めは「香りのアコード」の演習です。
香りのアコード
アコードとは音楽用語で「和音」のことです。これが転じて、複数の香りがバランスよく組み合わさり、心地よいハーモニーを奏でるように、ひとつの特徴的な香りとなっている状態(=調和)を示します。
「ハーバル・アロマティック」のアコード
レッスン1は「ハーバル・アロマティック」のアコード。
ラベンダーやカモミール、ローズマリーなど、ハーバル・アロマティック ノートの精油はたくさんの種類がありますが、それぞれの個性が強いため、必ずしも使いやすい香調かというと意外とそうではないのですね。
そんなハーバル・アロマティック の香調を活かしつつ、全体がまとまって心地よく香るようなアコードを考えました。
まずは基本の処方
- ローズマリー 4滴
- スィートマージョラム 3滴
- レモン 1滴
- ラベンダー 2滴
この9割がハーバル・アロマティック ノートの精油が占めているアコードを基本に、
- レモンをオレンジに変えたらどうなるだろう?
- ラベンダーを半分に減らして、代わりにゼラニウムを入れたらどうなるだろう?
- ラベンダーをすべてゼラニウムに変えたらどうなるだろう?
こんな感じでアレンジを加えて、それぞれのアコードの香りのを作成しては実際に香りを嗅いで一つひとつ確認していきます。
全体のたった1、2滴が入れ替わっただけで、全く異なる香りになるのにはみんな驚きでした。
また、ラベンダーを全部抜いてしまうことで、たった1滴のラベンダーがとても良いはたらきをしていたことに気づいたりもしました。
とっても奥が深いです。
香りのアコードのアレンジを考える
テキストのお手本をもとに、いよいよ生徒さんが自分でハーバル・アロマティック ノートのアコードのアレンジを考える番です。
ローズマリーを使用するということはお約束で、それぞれが自分なりにブレンドのねらいを考えて、アコードを組み立てます。
めちゃ真剣です(*^-^*)
出来上がったアレンジはこんな感じ♡
それぞれちゃんとねらいを考えて、それに沿ったアコードができていました。
自分のねらい通りにならなくて、「あーすれば良かったかな?」「こーすれば良かったかな?」こんな風に思ったら、それを改善点にして、またアレンジを組み立ててみれば良いのです。
「フローラルブーケ」のアコード
同じようにして、レッスン2「フローラルブーケ」のアコードのアレンジも行いました。
こちらはジャスミンをベースにしたアコードで、それはもう幸せな香りでしたよ♡
それぞれのアレンジもとても上手で、上品なブーケ、可愛らしいブーケ、大きなブーケ、ミニブーケ、配色もさまざまの素敵な香のブーケがたくさんできできました。
精油をブレンドする前に、香りのパレットシート作成で培った精油の香りの特徴を駆使して、書かれたレシピを見ただけで、そのレシピの香りがどんなん感じなのかを頭の中でイメージしてもらって、実際の香りと答え合わせをする・・・なんていうこともやってみました♪
次回はまた少し違った形で「香りのアコード」の演習が続きます。
アロマブレンドデザイナーはこんな方にお勧めです
「アロマブレンドデザイナー」は香りをブレンドすることに専科資格ですが、インストラクターさん、アロマセラピストさんにも、ぜひ受けていただきたいカリキュラム です。