アロマセラピスト 恵美
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こんにちは。
My Earth アロマテラピースクール アロマセラピスト 井上恵美 です。
アロマブレンドデザイナー資格を取ろうかと、悩んでいる方の中には、資格を取っても役立てられるか分からない、と感じている方もいるでしょう。
せっかく頑張って勉強するのなら、なるべく活用していきたいですよね。
そこで今回は、アロマブレンドデザイナー資格を、どんな風に活かしていけるか、考えてみたいと思います。
また、実際に仕事で活用している方の実例や、求人についてもお話ししていきますので、参考にしてみてくださいね。
アロマブレンドデザイナーに出来ること
アロマブレンドデザイナーの仕事がしたいと思ったら、そもそもアロマブレンドデザイナーとは、どんなことが出来るのかを、知っておかなければいけません。
まずは、アロマブレンドデザイナーとは、どんな資格なのか、基本的な部分を確認しておきましょう。
イメージに合った香りをデザインする
アロマブレンドデザイナー資格は、名前の通り、アロマのブレンドに特化した資格です。
精油をブレンドし、自分のイメージを香りで表現することが出来る能力を身に着ける、というのが、この資格の大きな特徴といえるでしょう。
ブレンドの知識と技術を磨くことで、場所や時間、季節、人物など、さまざまなシーンに合わせて、香りを創作することが出来るようになります。
ですから、この資格を活かした仕事となると、空間の香りのデザインが求められる業種となるでしょう。
※香りのブレンド実習の様子
アロマの魅力を人に伝える
アロマを使いたいけど、どの精油が良いか分からない、と言う方はとても多いです。
そんな時にも、アロマブレンドデザイナーなら、シーンに合わせた香りの提案や、ブレンドについてのアドバイスができます。
アロマブレンドデザイナー講座では、精油一つ一つとじっくり向き合いながら、香りの特徴や表現方法についても勉強します。
そのため、この香りを人にどう伝えるか、言葉にする表現力も身に着けることが出来るのです。
また、自分自身で創作した香りを使うことで、アロマテラピーの魅力を伝えることができ、アロマの普及にも繋がっていきます。
積極的にアロマをアピールしなくても、自信を持ってアロマを楽しむことで、自然と周囲の目を引き、アロマテラピーや香りの魅力を、誰かに伝える事ができますよ。
これも大切なブレンドデザイナーとしてのお仕事ですね。
求人はあるのか?
ではここからは、アロマブレンドデザイナーの求人について、まとめていきます。
アロマブレンドデザイナーの求人
まず、アロマブレンドデザイナーとしての求人というのは、ほとんどありません。
アロマテラピー自体、まだ日本での歴史が浅く、少しずつ認知され、広まっているところ、というのが現状です。
そのため、今後アロマのメーカーやお店が増えていけば、アロマ専門の調合をする仕事が増えることは考えられます。
しかし今はまだ狭き門であるため、アロマブレンドデザイナーとして、求人を探すのは難しいと言えるでしょう。
ですが、他の仕事へ応募する際の、アピールポイントとして活用することは出来ますよ。
香りの調合をする仕事で「調香師」という仕事がありますが、こちらはまた少し違うものになります。
調香師は、香水や化粧品、食品香料など、幅広い香りを調香しますが、アロマブレンドデザイナーは、そうした調香の中の一分野について学んでいる、というイメージです。
アロマテラピーの求人
AEAJ公式HPでは、アロマテラピーに関わりのある、求人情報の掲載を行っています。
アロマブレンドデザイナーに限ったものではありませんが、さまざまなアロマの資格を、役立てることの出来る職種です。
例えば、アロマの販売員や講師、トリートメントスタッフなどで、求められる資格は、その募集内容によって異なります。
その時々で、求人情報は変動しますので、気になる方はチェックしてみてください。
求人情報は、AEAJのホームページにアクセスし、「資格を活かす」→「アロマの仕事」のページに掲載されています。
また、ときどきですが、トリートメントモデルの募集が載せられていることもあるので、興味のある方は、ぜひ参加してみてください。
アロマブレンドデザイナーを仕事に活かす
ここからは、実際に資格を取った方が、どんな風に仕事に活用しているのか、実例をご紹介します。
参考にしてみてくださいね。
アロマのお店をオープン
資格を取ったことを切っ掛けに、自分でアロマのお店を開いた方もいます。
アロマをもっと楽しみたい、アロマの魅力を伝えたい、そんな思いが、アロマ専門店のオープンに繋がったそうです。
アロマブレンドデザイナー講座を受けると、自信を持って精油が使えるようになるため、接客をするのも楽しくなりますね。
お客様への香りのアドバイスや、アロマ体験のできるワークショップの開催など、色んなことに挑戦しながら、アロマテラピーを楽しんでいますよ。
香りの製品開発に携わる
私のスクールで、アロマブレンドデザイナーを受講してくださった生徒さんの中には、商品開発に役立てている、という方がいます。
その方は、精油を使ったシャンプーの開発をするために、ブレンドの技術を役立てているそうですよ。
最近では、天然アロマの化粧品類がブームになっていますので、今後はそういった仕事が増えてくるかもしれませんね。
資格を取った人の中には、手作りのアロマキャンドルを、販売されている方も居るようです。
※精油のブレンド
空間デザイナーのお仕事
もともと空間デザイナーとして働いており、その中にアロマを取り入れている、という方もいます。
空間デザイナーとは、室内外問わず、空間をプロデュースするお仕事です。
建築や家具だけでなく、小物や照明など、様々なツールを使って空間自体をデザインしていきます。
香りが与える印象を、そうした中に取り入れていけるのは、とても素敵ですね。
※空間をデザインする
この方のように、アロマブレンドデザイナーとしての求人を探すのではなく、もともとの仕事に活かしている、という人が多いようです。
もしも、今の自分の仕事に活かすなら、どんなことが出来るでしょうか。まずはそこから始めてみて、活用できる幅を、どんどん広めていきましょう。
香りの魅力を伝える方法
アロマブレンドデザイナーの資格は、仕事として活用する以外にも、さまざまな場面で活かすことができます。
具体的にどんなことが出来るのか、一緒に見ていきましょう。
職場での香りの提案
直接仕事で使わなくても、職場でアロマを活用することもできます。
デスク周りにアロマストーンを置いて、自分で香りを楽しむのも良いですし、共用スペースでみんなが気分よく過ごせるよう、提案してみるのも良いでしょう。
仕事中は頭が疲れて来たり、煮詰まったりすることもあるでしょうから、香りでリフレッシュできたら嬉しいですよね。
時間や天気によって、ブレンドを変えてみるのも、アロマブレンドデザイナーならではで面白いですよ。
※アロマディフューザーで芳香浴
日常でのアロマデザイン
例えば、家の中でアロマを楽しむ場合でも、玄関やトイレ、リビング、寝室など、色んな場所があります。
そういった場所ごとに、香りのブレンドを変えてみるのも、楽しいですよね。
また、毎日その日の気分で、オリジナルブレンドのアロマバスを楽しむのも、とても贅沢なひとときです。
外出先でも、オリジナルの香水やアロマスプレーを作って、楽しむことも出来ますよ。
※手作りアロマバスソルト
他にも、アイディア次第で色んな活用ができます。
こちらの「仕事になる?アロマテラピー検定資格の使い道と仕事での活かし方」の中でも、色々な方法を紹介していますので、参考にしてみてください。
また、実際のオンライン講座の様子はこちらの「5日でアロマブレンドデザイナーになれるAEAJ認定校のオンライン講座」でご覧いただけますよ。