アロマセラピスト 恵美
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こんにちは。
福島県会津若松市の、My Earth アロマテラピースクール アロマセラピスト 井上恵美 です。
アロマブレンドデザイナー養成講座
今日は「アロマブレンドデザイナー養成講座」第1期生、4回目のレッスンでした。
香りの属性に基づいて分類する
今回は、まず初めに36種類の精油を、シトラス系やフローラル系といった香調(香りの系統)ごとに分類し、さらには持続性(トップノート、ミドルノート、ベースノート)ごとに分類することから始めました。
このクラスは第1期生なので、私も、「どうやったらより解りやすいだろう?」、「どうしたらもっと楽しくできるだろう?」と、毎回試行錯誤の連続なのですが、このステップはとても良かったみたいです。
実際に精油の瓶を使って分類してみると、シトラス系はトップノートが多いといったように、香調ごとの傾向が見てきたり、これまでバラバラだった情報にまとまりを見つけることができました。
パッと見分かり易くて、作成してきた「香りのパレットシート」と、頭の中の整理整頓ができたようです。
頭の中がまとまったところで、前回に引き続き「香りのアコードレッスン」です。
「フゼア」のアコードレッスン
フゼアはメンズコロンの定番となる香調で、その特徴は「開放感がある高原に吹き抜ける風のような香り」です。
主役となるラベンダーを活かしたブレンドを検討してみました。
出来上がった皆さんのアレンジが素晴らしかったです!
- 品のあるおじ様
- 感じの良い大学生(好青年)
- 山をイメージした男性
- 色気のある男性
ちょっとした精油の入れ替えで、4人4様のメンズの香りができました。
意外と、好みの男性のタイプに近い香りだったかもしれませんね(*^^*)
香りのブレンドで、好みの男性像が解っちゃうかも?!
テーマに沿ったブレンドレッスン
「4711(フォーセブンイレブン)」を表現するレッスン
午後からは、テーマやメッセージから香りをブレンドするレッスンをしました。
オーデコロンの原点と呼ばれる「ケルンの水」がもととなって生まれたシトラスノートの名香「4711」をお手本にして、「ヨーロッパにおけるさわやかさ」を表現しました。
基本の処方は、ベルガモットを主体としたシトラスノートのアコードに、ネロリとラベンダーを組み合わせたとても素敵な香りです。
ブレンドレッスンでは、ベルガモット、ネロリ、ラベンダーの3つ使うことがお約束で、あとは自由に組み立てを考えて、各々がイメージする「ヨーロッパにおけるさわやかさ」を作り出します。
それぞれのイメージするヨーロッパはこんな感じ
- イギリス、石畳、少し苦いイメージ
- バラが咲く英国のイングリッシュガーデン
- 優雅でさわやかなイメージ
- 北欧、フィンランド、湖(ニョロニョロ(笑))
めちゃめちゃ真剣です!
出来上がった香りは、またまた素晴らしいブレンドで、それぞれがイメージしたヨーロッパを見事に表現していました。
「和におけるさわやかさ」
最後に、「ヨーロッパ」を「日本」に置き換えて、「和におけるさわやかさ」を感じる香りのブレンドに挑戦しました。
「ヨーロッパのさわやかさ」の主役となる精油がシトラス系だったのに対して、「和のさわやかさ」をイメージしたときの主役となる精油がとしてみんなが選んだ精油が、ウッディ系やグリーンノートであったことが印象的でした。日本はたくさんの木々に囲まれた緑豊かな国ですものね。
そして、イメージした「和のさわやかさ」はこちら
- 夏の朝のお寺巡り、厳か、さわやかな緑
- 古都に吹く風
- 食欲の秋
- 紅葉を見に行った時のさわやかさ、よく晴れているけど、空気が冷たい
香りが直接お届けできないのが残念なくらい、本当に、本当に素晴らしい和の香りでしたよ。
いよいよ次回が最終回。
自由課題に取り組みます。
こんな方にお勧めです
「アロマブレンドデザイナー」は、アロマテラピーアドバイザーの資格をお持ちの方を対象とした専科資格ですが、インストラクターさん、アロマセラピストさんにも、ぜひ受けていただきたいカリキュラム です。
現在第2期で受講中の生徒さんが、受講の様子をブログで紹介してくださいましたので、ぜひご覧ください。
ご希望の日程(曜日等)がございましたら事前にお知らせください。
できる限り調整させていただきます。