アロマセラピスト 恵美

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いつもありがとうございます。
福島県会津若松市の、My Earth アロマテラピースクール アロマインストラクター 室井静 です。
今回は、(公社)日本アロマ環境協会の認定資格「アロマテラピーアドバイザー」を取得するための、アドバイザー認定講習会で学習する内容について詳しく解説します。
これからアロマの勉強を始める方や、今まさにアロマテラピー検定の勉強をしている方なら、いずれはアロマテラピーアドバイザー認定講習会を、受講することとなると思います。
ですから、どんな講習会なのか、イメージが掴みやすいように、分かりやすくお伝えできるよう内容をまとめてみました。
アロマテラピーアドバイザーを目指している方は、ぜひ内容をチェックしてみてください。
<目 次>
アドバイザー認定講習会を開催する目的

認定講習会が始まると、まず初めに教わる内容が、そもそもアロマテラピーアドバイザー認定講習会は何のために開催しているのか、その目的についてです。
アロマテラピー検定との違い
まず、アドバイザーを取得する前段階に、アロマテラピー検定という試験があります。
このアロマテラピー検定で学ぶのは、精油とは何かということから、その安全な使い方など、自分や家族でアロマを楽しむことを目的とした内容です。
それに対して、アロマテラピーアドバイザーと言うのは、名前の通り、アロマについて第三者にアドバイスする、というのが目的の一つとされています。
つまり、アロマテラピー検定で学んだ内容を、自分だけが理解して終わるのではなく、今度は第三者に伝えられるようになろう!というのが、アドバイザー認定講習会を開催する大きな目的なのです。

人に伝えるための知識を見に付ける
アロマテラピーアドバイザー認定講習会で学ぶ内容は、大きく分けて3つあります。
まず、「アロマテラピーアドバイザーについて」、次に「アロマテラピーに関わる法律」、そして、資格の認定をしている「公益社団法人 日本アロマ環境協会について」です。
具体的には、アロマテラピー検定で学んだ内容を再確認しながら、第三者に伝えるために必要な知識を、正しく学んでいくことになります。
知識として知っていても、それを人に伝えるのは意外と難しいことです。
言葉でどう伝えるのか、何を伝えておく必要があるのかを学んで、身に着けることが、アドバイザー認定講習会を受講するポイントといえるでしょう。

特にアロマテラピーに関わる法律は、アドバイザーとして抑えるべき重要な項目です。
アロマテラピーアドバイザーについて

ここからは、アロマテラピーアドバイザー認定講習会で学ぶ内容について、各カテゴリーごとに詳しく見ていきましょう。
まずは、CHAPTER1.アロマテラピーアドバイザーについてです。
アロマテラピーアドバイザーとは何か
アロマテラピーアドバイザー認定講習会で、一番初めに学ぶことは「そもそもアドバイザーとはどんな存在なのか?」という点です。
(公社)日本アロマ環境協会では、アロマテラピーに関する様々な資格がありますが、その中の一つである、アロマテラピーアドバイザーの役割について学んでいきます。
どんなことができるのか、また、心掛けるべきことなど、アドバイザーとしての基本を学ぶ内容です。

大切なアロマの基本
ここでは、アロマテラピー検定で学んだ、精油の基礎知識の中で特に重要な部分を再確認していきます。
具体的な内容としては、アロマテラピーとは何か、精油とは何か、その性質などの基本情報や、保存方法など。
実際に精油を使用したり、購入したりする人に、アロマテラピーアドバイザーとしてアドバイスすべき内容を、認定講習会ではより重点的に学びます。
安全に楽しむために知っておきたいこと
ここでは、安全のために知っておくべきことについて、詳しくお話しします。
例えば、アロマテラピー検定でも学んだ、精油を使う芳香浴やトリートメントなどで、精油を何滴使うのか、といった厳密な内容です。
他にも、妊婦さんや小さな子供など、対象者ごとの注意点、皮膚トラブル、万が一の際の応急処置についてなど。
アドバイザー認定講習会では、精油を安全の利用するために、知っておくべきことへの理解を、より深めていきます。

これはアロマテラピーアドバイザーとして、ぜひ心得ていてほしいポイントなので、認定講習会ではミッチリ指導していきますよ。
アロマテラピーに関連する法律を学ぶ

続いて、認定講習会のCHAPTER2.アロマテラピーに関わる法律について学びます。
ここで学ぶことは、アドバイザーはもちろん、アロマを仕事で活かそうと思っている人にとっては、とても重要な内容です。
アロマテラピーと法律の関わり
現時点では、アロマテラピーや精油を、直接取り締まる法律はありません。
しかし、場合によっては、法律に触れてしまう事もあります。
自分一人でアロマを楽しむ分には問題ありませんが、アロマテラピーのお店を始めたい、手作りの化粧品を販売したいなど、アロマを仕事にする場合には、特に注意が必要です。
そのため、どんな法律と関わる可能性があるのかを、アドバイザー認定講習会でしっかりと学んでいただきます。
【実例紹介】活動時に気を付けるポイント
関連する法律について学んだあとは、実際にどんな場合に関わってくるのか、実例を見ていきましょう。
アロマテラピー検定でも、法律について勉強していますが、アドバイザー認定講習会では、もっと実践的な内容が主になっているので、この内容はかなりボリュームがあります。
例えば、個人で精油を使った手作り化粧品をプレゼントしたり、フリーマーケットなどで販売するのは大丈夫なのか、あるいは、ショップでお客様に精油の「効果・効能」を教えても良いのか、などの細かな点についてです。
このあたりは、アロマテラピーのアドバイザーとして、ぜひ知っておきたい内容ですね。

逆に、関連する法律について学ぶことで、アロマテラピーのアドバイザーとしての自覚も出てくるでしょう。
公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)について

CHAPTER3では、みなさんが目指している、アロマテラピーアドバイザー資格を認定しているアロマ協会「公益社団法人 日本アロマ環境協会(通称AEAJ)」について学びます。
(公社)日本アロマ環境協会とはどんな協会なのか
みなさんが資格の認定を受けることになる協会について、どんな団体か分からないままでは不安ですよね。
アドバイザー認定講習会では、(公社)日本アロマ環境協会が、どんな組織なのかも詳しく学んでいきます。
どんな風にできて、どんな風に運営されているのか、自分の参加するアロマテラピー協会について、きちんと説明できる知識を身に着けるための内容です。
また、(公社)日本アロマ環境協会で行っている、アロマテラピーを正しく普及するための、さまざまな香育活動についても紹介します。

とくに協会の活動目的や活動内容は、アドバイザーとして、しっかり理解しておくべきポイントです。
さまざまな資格制度やサポート
(公社)日本アロマ環境協会では、2021年1月の時点で、アロマテラピー検定とアドバイザー資格も含めて、全部で8つの資格があります。
こんなに種類が多いと、なかなか違いが理解できない部分もありますよね。
ですので、それぞれの資格がどんなものなのか、その内容について簡単にお話しします。
また、会員になることで受けられる、様々なサポートなどの特典もありますので、それについても一緒に説明していきます。
シミュレーションワーク

アロマテラピーアドバイザー認定講習会では、講習会の合間に、ちょっとした実習も行っています。
アロマテラピーの実習
最新のアドバイザー認定講習会のカリキュラムでは、新たに実習の時間ができました。
実習の有無や、その内容はスクールによって様々ですが、当スクールでは、簡単なイメージワークを行っています。
受講生さんに、お好きな精油を用意していただいて、その香りを嗅いだイメージを、みんなで共有していく時間です。
例えば、オレンジを嗅いだら、「すごく元気」「子供がはしゃいでるみたい」「明るいお日様のイメージ」などなど、香りを嗅いで感じたことを、みんなでシェアしていきます。

勉強の合間の息抜きがてら、ほっとリラックスして団らんする、楽しいひとときです。
アロマテラピーアドバイザー認定講習会の日程
アドバイザー認定講習会の内容について、詳しくご紹介してきましたが、なんとなくイメージは掴めたでしょうか。
マイアースでは、年に数回、アロマテラピーアドバイザー認定講習会を開催しています。
現在は、ZOOMを使ってオンラインで開催していますので、全国どこにお住まいの方でもOKです。
開催日程など詳細については、こちらの「【オンライン開催】アロマテラピーアドバイザー認定講習会」をご確認くださいね。
認定講習会を受講する上で
最後に、アロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講する上でのポイントを、こちらの「アロマテラピーアドバイザー認定講習会のオンライン講座の選び方」にまとめました。
殆どの方が、アロマテラピー検定の合格後に、認定講習会の受講を考えますが、事前に予備知識として目を通しておくと良いでしょう。
特に更なるステップアップで、インストラクター資格やセラピスト資格をお考えの方には、特に重要な内容となります。
アロマのある暮らしを楽しむためにも、アロマテラピーの資格取得を目指しましょう。
アロマテラピー検定で学ぶべき、試験範囲なども解りますから、気になる方は一度目を通しておくといいですよ。